サプリメントに含まれてい成分には、どうなん効果・効能があるのでしょうか?
厚生労働省Webサイトなどから調査し一覧を作ってみました。(※随時追加していきます)
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亜鉛
亜鉛は100種類以上の酵素の構成成分として、DNAやたんぱく質の割合に関わり、新しい細胞形成に重要な役割を担っています。このため、新陳代謝や成長に欠かせない成分として知られています。
活性酸素を除去するSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の補酵素として抗酸化作用に関するほか、皮膚の健康、免疫反応、生殖機能を維持するなど作用は多彩と言われています。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、ゼアキサンチンなどと同じく、植物系の赤、黄色などの色素成分であるカロテノイドの仲間と言われ、カロテノイドには優れた抗酸化作用があると言われています。特にアスタキサンチンは、強い抗酸化作用を持ち、サケやイクラ、鯛、エビ、カニなどに含まれています。
アセチル-L-カルニチン
L-カルニチンは肝臓で少量が作られる特殊なアミノ酸。その大半は羊肉や牛肉などの肉類から摂取と言われています。「カルニ」は、ラテン語の肉(カルニ)に由来しており、体内のL-カルニチンのうち約1割はアセチル-L-カルニチンの状態で存在しています。
アミノ酸
人の体には約10万種類のたんぱく質からできていると言われています。それらはすべて20種類のアミノ酸からできています。基本単位であるアミノ酸がさまざまに結合することによって、性質の異なるたんぱく質が作られ、それが人体を構成しています。
人体のたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち、9種類(イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン)は必須アミノ酸と呼ばれます。これらは体内で合成することができないため、食品から摂取する必要があります。
アラキドン酸
アラキドン酸はn-6系脂肪酸の一種で、細胞膜の中のリン脂質を構成する主要な成分と言われています。食物では主に肉類や魚介類、レバー、卵などに含まれており、植物にはほとんど含まれていません。
α-リノレン酸
α-リノレン酸は人の体内では合成することができないため、食品から摂取することが必要とされている必須脂肪酸です。α-リノレン酸は、構造の中に酸素の二重結合を2つ以上持つ多価不飽和脂肪酸の一つで、n-3系脂肪酸に分類されています。これは、青魚に多く含まれるDHAやEPAと同じ分類になり、健康に不可欠な成分してい注目されています。
α-リポ酸(チオクト酸)
α-リポ酸は、細胞内でエネルギーを作り出す際に必要な物質で、糖の分解を担っていると言われています。栄養素としてビタミンに似た働きをするビタミン様物質であり、抗酸化物質です。体内での合成量は微量なため、植物から積極的に摂取する必要があると言われています。
アントシアニン
アントシアニンは植物に含まれる紫色系で、ポリフェノール類に属しています。ぶどう、ビルベリー、ブルーベリー、カシス、黒大豆(黒豆)、小豆、紫いも、赤キャベツなどに含まれています。
アントシアニンには、ほかのポリフェノール類と同様に、強い抗酸化作用や免疫向上作用があると言われています。代表的なブルーベリーには15種類のアントシアニンが含まれていますが、含有量はブルーベリーの種類によってそれぞれ異なると言われています。中でもビルベリーにはアントシアニンが最も多く含まれています。
イソフラボン
イソフラボンは、植物性ポリフェノールの一つと言われています。女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、「フィトエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれます。大豆、レッドクローバー、葛、甘草などのマメ科の植物に多く含まれています。
サプリメントは、大豆を原料とした「大豆イソフラボン」と表示されています。
イヌリン
イヌリンは難消化性の多糖類で、腸内細菌が利用できる水溶性の食物繊維です。食物繊維は、人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体です。ごぼう、きくいもなどのキク科食物に多く含まれています。便秘予防などの整腸効果だけではなく、血糖値の上昇を抑制し、血液中のコレステロール濃度を低下させると言われています。
イノシトール
イノシトールは、糖質の仲間の糖アルコールで、甘みはあるものの消化吸収されにくいという特徴があります。
参考資料
・厚生労働省Webサイト
・健康食品のすべて〜ナチュラルメディシン・データベース〜
・サプリメント健康辞典 など